2008年05月20日

町が「水道問題」で京都府を訴える 「押し紙」ならぬ「押し水」

京都府大山崎町(真鍋宗平町長)が20日、京都府(山田啓二知事)を相手に府が決めた府営水道の割り当て水量を取り消すように求める訴えを京都地裁に起こしました。
朝日新聞が伝えています。全国にも共通する問題かもしれません。

記事によると、大山崎町は府営水道の「基本水量」を2007、2008年度に1日3400トンとするよう京都府に申し入れました。しかし、京都府は、両年度について1日7300トンと必要以上の量に決定しました。
購読者のいない新聞紙を新聞社が新聞販売店に押し付ける「押し紙」ならぬ、京都府による基礎自治体への「押し水」です。
「基本水量」は、大山崎町が京都府に支払う水道料(受水費)の基準になる数値です。大山崎町が1日3400トンを申し入れているのに、京都府が倍以上の1日7300トンと決めたため、1日3900トンが余分です。そのため、水道料(受水費)を1億2000万円余分に年間2億3000万円支払うはめになりそうになっているわけです。必要な分だけなら、年間1億1000万円ですむところです。
京都府がやっていることは、理不尽で、ご無体だと思います。


この水道問題は京都府に限った問題ではないように思います。
お住まいの自治体の水道料金が随分上がったなと感じている方は、同じ構図になっている可能性があります。
無謀な計画の下に造られたダムや、費用対効果を考えない水道敷設などの計画によって、受益者とは呼べない市民に「受益者負担」を強いる公共事業の「負の遺産」が隠れています。

中央政府に限らず、行政には長期の各種の計画を数年(3〜5年)おきに見直す「ローリング」(見直し)という手法がありますが、公共事業にこそ活用すべき手法ではないかと思われます。


京都府は、大手新聞社が販売店をいじめているような「押し紙」的手法は止めるべきです。非人道的な「押し紙」「押し水」には、断固として闘いましょう!
頑張れ、大山崎町の真鍋町長! 第2、第三の真鍋町長!

(了)

posted by びとうさとし at 23:58| 北海道 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 地方自治・北海道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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