2012年11月11日

民主党は原発推進の政党と書かない 「両論」併記の不親切な朝日新聞 




9日付け朝刊の朝日新聞は、すごい。
英国のタブロイド新聞もびっくりのブラック度。


まず、
「「脱原発依存」を明記 民主の衆院選公約骨格固まる」
という記事がある。

一方で、
「原発再稼働「請い願っている」 松宮経産副大臣が発言」
という記事がある。
(※9日付け本紙では、北海道地方版で確認。この記事ではネットで確認しています)

現在の政権党である民主党は「脱原発依存」。(「脱原発」だけではなく、「依存」がついているのがミソ)
その民主党政権の内閣の一員である経済産業省の副大臣が、原発再稼働をこいねがうという。
函館の工藤寿樹市長に言わせれば、「整合性がない」。ま、だれが見ても整合性はないが…。

先の記事だけを見た人は、「そうか、民主党は脱原発なんだ」と思う。
後の記事だけを見た人は、「そうか、民主党は原発推進なんだ」と思う。

両方を読んだ読者は、2つの記事に整合性がないことを理解する。
ただ、ただ発表したままを鵜呑みにした丸投げの記事に、「発表漬け」症候群の朝日新聞のひどさを憂う。

新聞は、論評・解説がいっそう求められる。もしできなければ新聞は遺物になってしまう。

◎民主党は、原発推進の党である。
◎しかし、少数派ながら脱原発を考えている逢坂誠司さんや馬淵澄夫さんらもいる。
◎エセ脱原発派が少なからずいることにも注意が必要(たとえば鳩山由紀夫さん)。それが発展したのが、政権公約(マニフェスト)での「脱原発」という朝日の先の記事ということになる。

以上のような状況把握をしておく必要がある。

経産省副大臣の松宮勲さんは、旧通商産業省(現経済産業省)0B。衆議院議員。選出区は、大飯原発がある衆院福井3区。
経産省は枝野幸男大臣だけでなく、副大臣もタヌキということ。

(了)



posted by びとう さとし at 01:07| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 脱原発・エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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