2012年10月14日

北海道のマダラから放射性セシウム100ベクレル/kg 情報感度にぶい道庁





朝日新聞13日付朝刊に
「マダラ、100ベクレル検出」
との見だしのベタ記事がありました。


はじめに
1キログラム当たり100ベクレル
100ベクレル/キログラム 
100Bq/kg
の3つは同じ意味を表しています。



過敏に反応する必要はないと思いますが、青森県を超えて北海道海域まで汚染が進行しているようです。

朝日の記事には、マダラを水揚げした位置は<室蘭市沖約50キロ(メートル)付近>とあります。水揚げしたのは10月9日(火曜日)です。12日(金曜日)に道庁が発表しています。
北海道新聞(ネット)には、室蘭市の<追直(おいなおし)漁港>とあります。

北海道のホームページの「新着情報」「道庁報道発表資料」のいずれを見ても、まだ該当する情報は載っていません。どうして発表しないのでしょうか。

「水産物の放射性物質モニタリング結果(マダラ)」には、10月9日採取日として渡島沖と胆振沖の2海域が載っています。

その胆振沖の数値は、放射性セシウム134が<38・00> 放射性セシウム137が<62・00>となっています。
データ公表の目的が何かを忘れている。このデータの公表については、要再考です。

北海道は、道民や国民に積極的に必要とされているデータを速やかに出す気がないことがわかります。
2011年3月11日も金曜日でした。兵庫県や福岡県ではその夜のうちに、ホームページで震災の関連情報を逐一出していましたが、北海道は日付が変わっても情報がありませんでした。

札幌市に比べると、北海道の情報公開はかなり見劣りがします。

死亡者8人を出している浅漬けの食中毒では、(放送局の)STVが北海道の情報収集能力が低さを浮き彫りにしていました。



今年4月から変更になった国の基準値では、マダラの基準値は1キログラム当たり100ベクレルです。今回の検出値は、基準値と同じ1キログラム当たり100ベクレルです。
この根拠となる法律は、食品衛生法です。

「100ベクレルを超える」といった場合は、100ベクレルは含まれませんので、厳密にいうと基準値以内です。

北海道新聞には、<100ベクレルを超えると、道は出荷自粛を要請することになっているが、今回は超えていないため、自粛要請はしない。>と記しています。
道の自粛要請はしない対応は、適切だと思います。

北海道 水産林務部 水産経営課では<今後1週間、毎日モニタリングを実施する予定。>(朝日新聞)、<室蘭沖で週1回行う検査を当面毎日実施することを決めた。>(北海道新聞)。
<今後1週間>と<当面>の違いがありますが、数日は毎日実施の予定ということです。

9日にマダラを水揚げした海域は、モニタリングのページから確認できます(地図が出ます)。
大沼(小沼)から東へ、支笏湖から南へ引いた2つの線が交差するあたりです。

マダラの分だけ、過去数か月の数値を眺めてみると、数値は上昇傾向にあるようなので、北海道のマダラの出荷自粛が時間の問題のように思います。

未然に防ぐ手立てがない問題だけに、漁業者や関連産業をどう守っていくのかの対策を現実問題として模索していく必要があります。


◆参考サイト
北海道放射線モニタリング総合サイト(下の言語に対応しています)
日本語・English・中文(繁體)・中文(简体)・한국어・Русский
http://monitoring-hokkaido.info/

北海道のホームページ
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/

(了)



posted by びとう さとし at 01:15| 北海道 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 脱原発・エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちょっと、生意気でしょう。 先輩を呼び捨てするって、人として常識はずれなのでは?
Posted by 佐伯日菜子 ヘア at 2013年06月13日 15:53
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