2012年06月30日

超党派の国会議員「原発ゼロの会」が提言骨子と「原発危険度ランキング」を発表 最終提言は7月




すべての原発の廃炉を目指す超党派の国会議員有志9人でつくる「原発ゼロの会」は27日、衆議院第2議員会館で記者会見を開き、原発全廃に向けた日程(工程表)や原発の立地自治体の経済的・精神的支援策を盛り込んだ政策提言の骨組みを発表しました。
最終提言は7月中にまとめて発表する予定。賛同する国会議員には、「原発ゼロ」のシールをつくり、選挙ポスターなどに貼るなどして統一的な政策を掲げるなどの戦略を練っている。

しんぶん赤旗によると、提言の骨組みは、<原発依存ゼロとともに、使用済み核燃料の再処理ゼロ、原発ゼロに向けた立地自治体支援の具体策、省エネ政策と再生可能エネルギーへの大胆な転換、小規模分散型のエネルギー・システム構築など>を盛り込んでいます。

国内に54基(原子力官僚<ムラ>的には50基)ある商業用原発のうち、「原発ゼロの会」が最も危険とみなす福島第1・福島第2・柏崎刈羽の各原発(以上東京電力)、中部電力浜岡原発、東北電力女川原発の廃炉を実施し、そのほかの原発については「即時停止」から「2050年廃炉」まで4段階の選択肢を示しました。

◎「原発ゼロの会」◎メンバー(名簿)9人(衆院7人・参院2人)
近藤昭一さん(衆議院議員、民主党)
逢坂誠二さん(衆議院議員、民主党)
河野太郎さん(衆議院議員、自民党)
山内康一さん(衆議院議員、みんなの党)
笠井亮さん(衆議院議員、共産党)
阿部知子さん(衆議院議員、社民党)
斉藤やすのりさん(衆議院議員、新党きづな)

長谷川岳さん(参議院議員、自民党)
加藤修一さん(参議院議員、公明党)。




「原発ゼロの会」は翌28日に、全国の原発のうち日本原子力発電敦賀原発1号機、中電浜岡原発3〜5号機、東電柏崎刈羽原発1〜7号機など24基の「即時廃止」を主張する「原発危険度ランキング」を発表しました。

危険度の評価は、「原子炉の型・運転年数(6点)」「耐震性・地盤(活断層など)(5点)」「社会環境面(4点)」の3分野9項目について数値化(15点満点)して算出しました。数字が大きい方が、危険度が高い。

一番危険度が高いとされたのは関西電力大飯原発1、2号機(福井県おおい町)で、10・75点。

ランキングの手法は、プラスマイナス両面を持つと思う。
「順位づけ」、「格付け」は、「見える化」できてわかりやすいので、世の中に訴える力はとても大きい。反面、物事の本質から外れる危険性もあわせ持つ。


朝日新聞・毎日新聞・共同通信・中国新聞・などは、すでにそれぞれのニュースサイトで報じている。

しかし、「第二電気新聞」といえる「読売新聞」で検索すると、<原発ゼロの会 に一致する情報は見つかりませんでした。>と結果が出ました。


4月に誕生した「原発ゼロの会」の構成メンバーは、7政党にわたる国会議員9人のままで広がりが見えないのは、とても残念です。
地元の国会議員に、原発やエネルギー政策についてどう考えているのかを聞いてみたり、「原発ゼロの会」への参加の意向の有無などを尋ねることは、脱原発へ向け小さな効果が期待できます。
たとえば、馬淵澄夫さん(衆議院・奈良県選出)や江田五月さん(参議院・岡山県選出)・荒井聡さん(衆議院・北海道選出)・紙智子さん(参議院・比例選出)らが、加わってほしいと思う。
党派や徒党という低い段階の問題ではない。日本の将来像を大局的に見すえて、党利党略を超えて、わが祖国の国家天下を論じるべき時だ。
「放射能」という刃が首元に光っているのにまだ気付かないのだろうか。

(了)



posted by びとう さとし at 00:29| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 脱原発・エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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