2012年06月22日

「3・11」後初のプラント輸出へ 日立がリトアニアの原発契約へ /日立製品を買わないという選択




バルト3国のリトアニア議会は21日、リトアニア政府と日立製作所が交渉中だった原子力発電所の建設事業権契約について、賛成多数で承認しました。
日本経済新聞・共同通信などが伝えています。
実現すると、「3・11」以後初の日本の原発プラント輸出となる。
日立製作所の企業としての倫理性も問われる。無論、日本政府も同様。

日立の電化製品はなるたけ買わないことが消費者としてのかしこい選択といえる。

日本経済新聞によると、原発の建設地はリトアニア北東部のビサギナス原発。事業規模は約4000億円とみられる。日立は提携するGE(ゼネラル・エレクトリック社、米国)と共同で受注活動をしていた。

共同通信の記事は、日本経済新聞の報道を受けて取ってつけたような内容。発信地(クレジット)はモスクワなのに、日本の経済産業省資源エネルギー庁の原子力政策課(吉野恭司課長)のコメントを載せている。<「正式受注と言っていい」と歓迎。>。政治家ではなく、官僚のコメントをとっているのが、原子力ムラの主役がだれかを表している。

東京電力福島第一原発事故の原因究明さえできていないシロモノ(原発プラント)を輸出するというのは、人の道にはずれていないか?
新たに放射性廃棄物の処理に一万年単位で悩む国を増やすことに、日立製作所と日本政府が主犯格で加担するということでもある。資源エネルギー庁原子力政策課(吉野恭司課長)は、<歓迎>だそうだが。

こんな企業の製品は買わない方がいい。日立製品は、なるべく買わないようにしましょう。三菱・東芝にも言えます。
シャープやパナソニック、ソニーなどの電化製品を買う方が、よりよい日本につながる。
企業の存続をどうかしようということではなく、反人道的な経営方針を変えるために。3社ともエコ事業も展開していることも確認しつつ、原発は廃炉事業に特化してほしい。


日経の記事で「あれ?」と思ったのは、<東芝は子会社の米ウエスチングハウス(WH)と組みブラジルなどに進出を計画するほか、>とある点。
AFP通信が5月に、「ブラジル、原発建設計画見送り 福島原発事故を受け」(http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2877050/8920329)という記事を配信している。
ちなみにこの記事によると、南アメリカ諸国で民生用原発を(軍事用ではない)所有しているのはブラジルとアルゼンチンの2国。

日経の記事に戻ると、三菱重工業は、フランスのアレバ社と組みヨルダンで受注活動を展開している。と伝えています。

(了)


posted by びとう さとし at 01:27| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 脱原発・エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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