2012年06月21日

国民の安全を無視するな&原発100キロ圏住民の同意を! 「脱原発をめざす首長会議」が大飯再稼働に抗議

 


「脱原発をめざす首長会議」は17日、東京都内で記者会見を開き、政府が関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を決定したことに抗議する声明文を出しました。18日に民主党本部を通じて抗議文を野田首相宛てに提出しました。

関西広域連合の嘉田由紀子・滋賀県知事や橋下徹・大阪市長らが、再稼働について一歩後退したなか、再稼働に歯止めをかけてくれるプレイヤーとして期待がかかる「脱原発をめざす首相会議」。メンバーは首長会議結成の4月当初から5自治体増えて、73自治体の首長に増えている。

記者会見には、「脱原発をめざす首長会議」の共同世話人の茨城県東海村の村上達也村長、静岡県湖西市の三上元・市長、埼玉県越生町の田島公子町長、東京都国立市の上原公子・元市長が出席しました。

埼玉新聞によると、抗議文は
▽原子力規制組織発足前に暫定的な安全判断基準で原発の再稼働を決定することは、国民の原発の安全性に対する懸念を無視した
▽原発から100キロ 程度の広域の住民同意を得る手段を講じるべき
▽福島原発事故の原因究明、責任の所在糾明が済んでいない中での再稼働決定は拙速である
――などと訴えている。


東海村の村上村長は「運転再開は、不十分なストレステストや、原発の立地自治体だけの同意を前提とした、でたらめでいい加減なプロセスで進められてきた。決定には失望と憤りを覚えるとともに、改めて地元の東海第二原発を廃炉にするという決意を新たにした」(NHK)と発言しました。

湖西市の三上市長は「信頼を失った政府が大丈夫と言っても信用できない。原発のコスト高が判明し、何年で止めるかの議論に移っている現状を理解しているのか」(中日新聞)と野田首相を批判しました。

越生町の田島町長は「本質的に原発の危険が避けられない以上、国民の命が優先されるべきだ」(埼玉新聞)、「事故原因が究明されていないのにどうして再稼働するのか。首相が一身に責任を負えるはずがない」(中日新聞)と述べました。

民主党国会議員で、慎重な再稼働を求める署名を集める動きがあり、15日現在で123人の議員の署名が集まったようだが、衆院側の旗振り役の荒井さとし議員は自身のメルマガ(6月20日付け)で<再稼働を決定されたことを大変残念に受け止めています。>との記述にとどまり、期待薄。緊急・喫緊の事態との認識に乏しく、現状追認のようだ。

(了)



posted by びとう さとし at 00:09| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 脱原発・エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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