2012年05月27日

近藤委員長クビは必定 原子力委員会の「秘密会議報道」で快走する毎日新聞 朝刊一部130円




前段。
日本は、新聞の宅配率がとても高い。定期購読してくれる読者がいる。かつ商品としての新聞は、他の商品(新聞)に浮気されることも少ない。
ってことは、新聞を産業として見た場合、安定した売り上げがあるという点で経営的には優れている。
駅売りなどの一部売りが占める割合は、1割に満たず、ざっくり5%くらい。

逆の面からいえば、新聞をメディア・報道機関として見た場合、紙面の良し悪しはたいして問題にならないという欠点ともいえる。商品そのものの、良し悪しで部数はなかなか動きづらい。

そんな中、「3・11」が起こり、多少なりとも商品の良し悪しを問われることとなった。
首都であり日本最大の都市・東京基準では、東京新聞・毎日新聞の評判が良いようです。
前段おわり。


毎日新聞が5月24日付け朝刊で、原子力委員会(近藤駿介委員長)の秘密会議を報じました。きょう土曜日26日付け朝刊では、2004年にも原子力政策大綱作成の過程で秘密会議(原子力ムラ的には「勉強会」)を設けて、近藤委員長が「表に出た瞬間に勉強会をやめる」と発言したと記載のある文書を入手していることを報じています。
毎日新聞のこの報道を受けて、首根っこをガチガチにされた近藤委員長は辞めざるを得ないでしょう。この期に及んで、委員長を続行させようとするなら民主党政権は頭のすげ替えでは対応できないと思われます。下野のみです。

4号機の内部の状況を写した映像の話題で持ちきりですが、すでに予想されたことで、毎日新聞の報道を他のマスメディアがどう報じるのか注視したいところです。
24日の1面には「議論一からやり直しを」と題した小林直さんの解説記事(67行)が載っています。ぜひご一読をお勧めします。

熱のこもった文章です。単刀直入で分かりやすい文章です。生身の人間の体温を感じる文章です。原子力ムラに対しての(何度目かの)宣戦布告のような文章です。ボクシングでいえば、ファイティングポーズをとっている感じです。
(それに比べると、25日付け朝日新聞の社説「原子力委員会 この反省のなさは何だ」はつまらないどうでもいいような文言の羅列です。朝日新聞の読者としては残念です。朝日新聞は原子力ムラの一員として未練があるのかもしれません。)

駅売りやコンビニで販売される部数は、前段で触れたように全体からみるとわずかです。しかし、新聞社の販売部門では毎日毎日一喜一憂しています。
「良い記事だね」と褒められるのがうれしいのはもちろんです。報道という使命と同時に産業でもある新聞にとっては、商品である新聞が売れて、売り上げが伸びるのが「元気の素」になります。

毎日新聞の朝刊は一部130円。夕刊は一部50円です。(北海道では全域で夕刊の発行はありません)
毎日新聞や東京新聞の定期購読部数が増えたらと思います。

逆に、1000万部弱といわれる原発推進の読売新聞の部数が100万部か150万部くらいでも減ったら、機を見るに敏な読売新聞の紙面も多少は替わるのかなと妄想したりします。

(了)




posted by びとう さとし at 00:57| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 脱原発・エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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