2011年02月16日

「何人」は「なんぴと」それとも「なにびと」と読むのか

前回の小樽市議選挙に立候補したからだと思うけど、年末から小樽市選挙管理委員会(委員長・大渕勝敏さん)から、郵便が2回届きました。

「一定期間内の寄付の禁止について」(樽選第339号)という2010年12月27日付けの文書で、ちょっと気になることがあった。

箇条書きで、4項目書いてあります。内容は当たり前のことで、「紳士淑女たれ」の一言で要約できる。
その中に、
「○なにびとも、後援団体の総会その他の集会又は見学、旅行等の行事で選挙区内の人に供応接待をしたり、金銭、物品を供与すること」と書いてあります。

「なにびと」って、なんじゃ?
該当条文である公職選挙法第199条の2及び第199条の5を確認してみると、漢字で「何人」と書いてある。
(私が持っている「判例六法」(有斐閣)では、省略されていて載ってないので、ネットの「法庫」で調べました。脱線しますが、法庫は便利です。条文を調べるのに重宝します。六法なんて枕の代わりくらいにしかなりません)

日本国憲法にも、「何人」は複数回出てくる言葉。
たとえば憲法第18条は「何人も、いかなる奴隷的拘束を受けない。」で始まる。
鼻そぎのアフガン女性の写真には、驚くとともに、無常を感じた。

「何人」って、「なんぴと」と読むのじゃないのかな。いつから「なにびと」になったんだろ。
一応、公文書のはずだと思うけど、漢字で「何人」でなくて、どうして「なにびと」と「ひらがな表記」なのかもよく分からない。関係各位が読めないと思って、ひらがなにしたのか…。質問の機会を放棄したり、前期の自民党のように自分が何について投票しているのかさえ分からない小樽市議会のみなさん相手だから、読めないと思ってひらがなにした事務局の配慮なのか…。
「あんた何人?」「エジプト人」なら、「なにじん」だし…。

日常生活ならどっちでもいいが、法律用語だから小さな問題とは言えない――と書いておいたら、だれかが教えてくれると思います。

(了)

posted by びとう さとし at 00:37| 北海道 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 校正・校閲的 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんぴと、なんびとは「なにびと」の転にあたります。
ひらがなで表記したのは訛りにあたる「なんぴと」等と読まれる事態を避け、正しく表記したのだと思われます。
Posted by   at 2018年05月10日 11:25
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