北海道南幌(なんぽろ)町の町長選挙は23日告示され、新人の竹居田新次さんと、現職の三好富士夫さんの2人が届け出ました。投票は28日で、即日開票されます。
争点は、自治体合併。南幌町は、日本で初めて議会基本条例を制定した栗山町と、由仁(ゆに)町との合併を目論んでいます。
現職町長は、合併推進。新人で元町議の候補は、合併反対の立場です。
住民投票は2004年にもありました。前回は、住民の直接請求による住民投票条例制定案は、町議会が否決しました。
3町合併による長所がどれほどあるのかを住民に示さなくてはなりません。
規模拡大(スケール・メリット)による利点はあるでしょうが、合併によって失うものは、合併の利点よりも大きいのではと思います。
特に、「地方自治の栗山」は大きな利点です。全国から視察に見える人も多いといいます。介護のための公的専門学校もあります。
合併によって「栗山」の名を埋もれさせるよりは、合併せずに自立したまま「栗山」の名を存分に生かす施策を考えた方が、良いように思います。
きょうの朝日新聞朝刊には「町長選候補者の 公開討論会中止」の1段見出しの記事が載っています。
「住民請求を実現する会」(代表・藤原由起子さん)が町長選の候補者2人による討論会を計画していたけれど、中止になったという小さな記事です。
選挙のときの決まりごとが書かれた「公職選挙法」という法律があるのですけれども、この法律がかなり、相当に、著しくいい加減です。
「住民請求を実現する会」は、南幌町長選に立候補した2人による討論会を模索しました。日にちも25日と決めていました。
しかし、今の公職選挙法によると、告示されると討論会はできないという、バカバカしいことになっています。
(というのは、政治家の世界に競争原理がない、あるいは競争原理を避ける風潮があるからだと思います。世襲議員がはびこるのと同じ思考回路だと思います。)
これは、明らかに公職選挙法が間違っています。もっといえば、今の公職選挙法に改悪した愚かな国会議員が間違っています。
議論や論じることもできない人が議員になること自体が、間違っています。
告示の前はもちろん、告示後つまり選挙中にこそ議論ができないような人間が、主権者である国民の代理人になるなんてことは、「バカも休み休みに…」ってことでしょう。
(了)
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候補者の一方的な演説だけでは片手落ちで、公開討論をどんどんやって選挙民の理解を得るべきだと思う。
選挙はその意味では候補者の実力競争であり、言動に自信がなければ立候補すべきではないと思う。
とにかく、公職選挙法は選挙民の目線で改正されなければ民主主義は死にます。
はっきりいってこの2つの投票期間中は怪文書や誹謗中傷、でたらめな情報の飛びかう酷い期間でした。
それもその矛先は一方的に現職に向けられる非難の内容であり、では反対のあなた達はどのように運営するのかと質問したら、黙るという住民としては見るに耐えないし、聞くにも値しないものでした。あげくにはありもしない話をでっち上げ、署名を集め、責任はとれないという体たらく。
これが建設的議論と言えるのでしょうか?
他人の非難をするのは簡単です。人間の目とは悲しいことに他人の悪いところはすぐ目につくが、自身の悪いところや、他人の良いところにはなかなか気付けないからです。
前任の井澤町長さんの時から役場の職員の人達の応対はとても丁寧になりましたし、三好さんのときも兼務の職員のかたが多数なのに親切な応対をして戴き、頭がさがる思いをしたことを覚えています。そのことに気付ければ、言葉の角もとれ、お互いの意見を聞き入れたうえでの建設的な議論が出来るのではないでしょうか。
たしかに自分の町の名前が消えてしまうのは悲しいが、今は国自体も国家予算の十倍を超える借金で大変だし、私達自身にしても景気悪化で先が見えない不安な状態です。そのことを考えれば、合併による行政、議会の合理化をはかり、町民の負担がこれ以上増えない範囲で、借金を減らしていくことがベターではないでしょうか。
駄文を並べたことをお詫びします。
おっしゃる通りですね。
日本では、選挙の歳に誰に投票するかを検討・吟味する手立てがあまりにも少ないと思います。
一番有効なのが、候補者による議論(討論)だと思います。
「建設的議論と言えるのでしょうか?」かどうか、情報が足りなくて何とも言えません。
私は、第一に住民のことを考えた上で、自治体合併の是非を検討するのが良いと思っています。基本的には、いわゆる「平成の大合併」には反対です。
というのも、住民はおざなりにされたまま、中央官僚による財政危機を目途に合併論議が進んでいるからです。
北海道でも、官僚意識が抜けないままの知事であるため、道庁は合併を推進していますが、国や道庁の意向に惑わされることなく、住民本位で合併論議をするのが良いと思っています。
基礎自治体で、飛び地ってのもどうかなと思いますよ。